IT経営の実現

 中小企業を訪問し、経営者や幹部社員とお話する機会があります。そこで感じるのは、企業を良くしたい、成長させたいという思いや熱意は大企業と全く遜色ありません。しかし、本来の役職業務以外の雑務も含め常に実務に追われている為、経営改革手法の学習や人材育成などに時間をとることができないでいるようです。そのため、改革の思いやアイデアがあってもそれらを文書化したり、プレゼンテーションする機会も少なく、具体的な目指す姿の目標の共有ができていないようです。

 

 私はこのような方々に対し、ITコーディネータのプロセスを通じて、改革・改善の手法を伝達することを目指しています。そして、日々の積み重ねの中で経営改革を推進し、業務の生産性の向上を実現し、最終的に企業価値を年々高めて行くことを、自分たちの力だけで実現できる企業になっていただくことが私の目標です。

 

 IT(Information Technology:情報技術)はもはや企業活動において、なくてはならない ツール(道具)となりました。商品・サービスの企画にはじまり、開発・製造・販売・アフターサービス のどの工程でもITを活用することにより、飛躍的に生産性を高めるだけでなく、新たな価値の創造が可能になります。

 

 しかし、一方でITを導入したがなかなか効果が出ない、費用がかかりすぎる、使いづらい、 社員が使ってくれない、という調査報告もあります。これは企業が抱える課題をあきらかにしないまま、目についた個別の問題を解決するだけのための場当たり的なIT導入が原因です。経営者の目指す姿と現実のギャップを明確にし、課題解決の為の具体的なアクションプランの一つとしてのIT活用が重要です。ITコーディネータは経営者の立場に立って、親身に企業経営の未来を見据え、IT投資を成功に導くキーパーソンの役割を果たします。

ITコーディネータは、ITと経営に強いコンサルタントです。

 

当BIPでは、経営改革を実行し、生産性の向上、企業価値の創造を目指したいという企業に、経営戦略に基づく『IT経営の実現』を支援します。